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病院での点滴

化学療法

・Chemotherapy

化学療法

化学療法とは、抗がん剤を用いてがん細胞を死滅させたり、がん細胞の増殖速度を抑えたりすることをねらう治療方法です。

抗がん剤の投薬方法は内服と注射の2つがあります。

化学療法には、主に2つの目的があります。

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再発予防

1つめの目的は、手術後の再発予防です。外科手術によってがんを切除したといっても、目には見えない小さながん細胞が残っている可能性はゼロではありません。残存したがん細胞が再び増殖することで、再発を引き起こします。このような再発を防ぐための抗がん剤投与による治療を、術後補助化学療法(アジュバント療法)と呼び、再発の可能性が高いステージII以上の患者さんに適応されます。

進行抑制

2つめの目的は、手術が困難な場合や再発した場合のがんの進行抑制です。最近では、術前化学療法(ネオアジュバント療法)と呼ばれる方法で投薬を行うことがあります。これは、いきなり外科手術を行っても根治が期待できない大きさのがんに対して、はじめに化学療法を行うことで、がんの縮小やステージの低下をねらうものです。化学療法の効果が出れば、その後に外科手術を組み合わせて行い、根治をねらいます。

抗がん剤治療の個別化

近年では、大腸癌においてRAS、BRAF、MSI、HER2などの遺伝子検査が保険適応となり、癌の遺伝子変異の状態に応じて、化学療法の効果に差があることが分かってきています。患者さんごとの遺伝子変異の情報を調べることで、個々の患者さんに最も効果のある治療を選択することが可能になってきています。
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