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下部消化管外科学講座

introduction

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下部消化管外科学講座では下記の疾患に対する手術治療、

化学療法・放射線療法を多く行なっています。

下部消化管疾患

悪性腫瘍

大腸がん

(結腸がん/直腸がん肛門管がん)

GIST

NET

(神経内分泌腫瘍)

炎症性腸疾患

(クローン病、潰瘍性大腸炎)

肛門疾患

(内痔核、痔瘻)

直腸脱

腹部救急疾患

(虫垂炎、憩室炎などの腹膜炎、腸閉塞)

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下部消化管疾患(特に大腸がん)に関する専門領域の知識と

技術を基に、根治性の追求と低侵襲性に加えて術後の生活の質

(QOL: Quality of life)を考慮し、個々の患者さまのご希望に

沿った治療を目指しています。
ご高齢、糖尿病、脂質代謝異常や心臓、肺、肝臓、腎臓(透析)や脳などに併存疾患をお持ちの大腸がん患者さまも多くご紹介いただいております。医療スタッフやそれぞれの専門科チームとのスムースな連携のもとに、治療を進めています。​​​​​​​​

・ 関西医科大学附属病院では、年間約500件の手術(大腸がんの原発切除は約300件)を行っています。ロボット手術、腹腔鏡手術を積極的に取り入れ、体に優しい低侵襲手術を積極的に行っています。(da Vinci、hinotori、Hugoのロボット3台体制、8名の内視鏡外科学会技術認定医、4名のロボット手術プロクターのもと、大腸がん手術の約99%に腹腔鏡手術、ロボット支援下手術を施行しています)。

・大腸がん治療総数では近畿地方ではトップクラス、全国でも有数の症例数を有しており、多くの患者さんの治療にあたっています。*医療新聞社「名医のいる病院2023年版」内視鏡治療も含む。

 

・2018年4月から直腸がんに対するロボット手術が保険適応となり、直腸がんに対して、積極的にロボット手術を行っており、根治性を担保し術後の機能(排尿・性機能)を最大限に温存しています。

 

・直腸がんに対して、可能な限り肛門を温存します(下部直腸癌に対し,90%以上の症例で肛門温存手術を行っています)。

 

・進行下部直腸がんに対して、腹腔鏡手術、ロボット手術で側方リンパ節郭清を行っています。

 

・進行下部直腸がんの術前治療において、放射線治療と全身化学療法を組み合わせたTotalNeoadjuvant Therapy (TNT)を導入し、Non Operative Management (NOM:本治療において約45%の患者さんで腫瘍が消失し、手術を施行せず経過観察する方法)を積極的に導入しています。

 

・2022年4月から結腸がんに対するロボット手術が保険適応となり、積極的に導入しています。 閉塞性大腸がんや局所進行直腸がんに対して、集学的治療を行っています。 客観的なエビデンスを構築するために、臨床試験にも積極的に参加しています。

 

・カンファレンス、チームミーティングや電子カルテを介して、医師、医療スタッフ間の情報共有がスムースに行われています。

Feature

下部消化管外科学講座の手術件数 (2024年詳細)

関西医科大学附属病院診療実績(手術件数)

総手術数 445例

初発大腸がん 297例(開腹術 6例、腹腔鏡手術 156例、ロボット手術 130例) 

直腸がん 136 例(開腹術 3 例、腹腔鏡下手術 51 例、経肛門1例、ロボット手術 81 例) 

結腸がん 161例(開腹術 3 例、腹腔鏡下手術 109 例、ロボット手術49例 )

悪性リンパ腫 10例

GIST 4例

小腸・十二指腸がん 4例

再発がん 16例 

大腸がん 14例 

婦人科がん 2例

人工肛門造設・閉鎖術 33例

痔核/痔瘻根治切除 6例

その他 75例(イレウス・ヘルニア18例、急性腹症27例、他科手術支援30例)(内緊急手術70例)

 

関西医科大学総合医療センター診療実績(手術件数)

総手術数 123例

初発大腸がん 72例(開腹術 6例、腹腔鏡手術 39例、ロボット手術 27例) 

直腸がん 30 例(開腹術 2 例、腹腔鏡下手術 11 例、経肛門0例、ロボット手術 17 例) 

結腸がん 42例(開腹術 4 例、腹腔鏡下手術 28例、ロボット手術10例 )

悪性リンパ腫 0例

GIST 0例

小腸・十二指腸がん 1例

再発がん 4例 

大腸がん 3例 

泌尿器がん 1例

人工肛門造設・閉鎖術 11例

痔核/痔瘻根治切除 0例

その他 57例(イレウス・ヘルニア8例、急性腹症29例、他科手術支援20例)(内緊急手術21例)

関西医科大学香里病院診療実績(手術件数)

総手術数 279例

初発大腸がん 54例(開腹術7例、腹腔鏡手術47例)

直腸がん 25例(開腹術1例、腹腔鏡下手術24例、ロボット手術0例)

結腸がん 29例(開腹術6例、腹腔鏡下手術23例、ロボット手術0例)

悪性リンパ腫 1例

GIST 1例

小腸・十二指腸がん 1例

再発がん 1例

人工肛門造設・閉鎖術 15例

痔核/痔瘻根治切除 7例

その他 35例(イレウス・ヘルニア12例、急性腹症22例、他科手術支援1例)(うち緊急手術:20例)

鼠径ヘルニア 72例(うちラパロ55例)

腹腔鏡胆摘 63例

直腸脱 3例

胃がん 9例

CVポート 20例

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